農福連携・ファームステイ

農福連携とファームステイ

芳泉農園株式会社では「農業連携」に取り組んでいます。農福連携とは、障がいのある方などが農業分野で活躍することを通じて、生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みです。担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保にもつながる可能性もあります。
また、登米市の産業経済部と連携して、主に宮城県内の中学生の「ファームステイ(農業体験)」を受け入れています。なかなか土に触れる機会のない子どもたちに少しでも土と自然を触れる機会を持ってもらい、将来の選択肢としての農家という道を知ってもらおうと、毎年5月から10月頃にかけて中学生や高校生など5団体(北海道~関東地方)一団体3~4名、2日間から3日間ほどで受け入れています。

農福連携

農福連携とは、障がい者の方に農業現場での仕事の補助を担ってもらう活動です。1日4時間、週3日程度の割合で働いてもらって、賃金もお支払いします。食物を育てる体験や農業機械の運転助手などで、一般社会の中で働くことでの生きがいを感じてもらうことを目的としています。農業は単純作業が多く、土作り・播種・植え付け・草取り・農薬散布・追肥・収穫、出荷など、各作業で補助してもらうことで大変助かっています。

また、障がい者の方々は自動車免許を持っていない方が多ので、福祉管理者の方の送り迎えがあるだけで大変助かります。これからも農福連携を積極的に活用し社会に貢献していきます。

ファームステイ

5~7月は夏野菜の収穫に向けてキャベツを苗から畑に植え付ける定植をしたり立派に育ったトウモロコシの収穫をしたり、9月は芳泉農園自慢のいちじくの収穫やコンバインに乗って稲の刈り取りといった私たちがやっていることを一緒に指導しながらやっています。 

5月や9月といってもまだまだ暑い時期、額に汗を流しながら一緒に畑仕事に精を出し、夜は芳泉農園自慢の野菜たちを使ったごちそうを一緒に食べるとその日はぐっすり…。

子どもたちにファームステイの感想を聞いてみると「知らないことばかりで楽しかった」「もっと農業のことをたくさん知りたい」「取れたて野菜がとても美味しかった」と、とっても嬉しい声。
子どもたちの将来の一つの選択肢として農家という道を考える手助けになれば…という気持ちで「芳泉農園株式会社」では子どもたちのファームステイを応援しています。

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